劇団EXILEの俳優として知られる若手実力派と言われている佐藤寛太さん。
佐藤寛太さんは、デビューから現在まで、様々な作品で多彩な役柄を演じ、その演技力で注目を集めています。
そこで今回のこの記事では、
✓佐藤寛太のデビューと初期の演技評価
✓『美食探偵』『軍艦少年』で見せた演技力の成長
✓『不死身ラヴァーズ』での5役挑戦と演技の進化
主にこれらについて迫っていきます。
それでは、さっそく本題に入っていきましょう!
佐藤寛太のデビューと初期の演技評価

佐藤寛太さんは1996年6月16日生まれ、福岡県の出身です。
佐藤寛太さんは、2013年、高校2年の時に「EXPG全国特待生オーディション」で福岡校モデル部門に合格。
劇団EXILE研究生を経て、2015年1月に劇団EXILEに正式加入、俳優としての活動を始めました。
2016年公開された映画『イタズラなKiss THE MOVIE』シリーズで、早々に主演を務めました。
役作りのために体脂肪率を3%まで落とすなど、ストイックな姿勢で臨んだことが話題になりました。
しかし、デビュー間もない時期だったこともあり、演技の評価は賛否両論でした。
「表情も仕草も完璧に主人公になりきって最高にかっこいい」という評価がある一方、「演技は下手」という厳しい声も見られました。
この時期の佐藤寛太さんは、まだ俳優としての経験が浅かったからでしょう。
演技力の向上が課題となっていました。
『美食探偵』『軍艦少年』で見せた演技力の成長

デビュー後、佐藤寛太さんは年に何本ものドラマや映画に出演、着実に演技力を磨いていきました。
2020年のドラマ『美食探偵 明智五郎』では、中村倫也演じる明智五郎に憧れる新米刑事役を担当。
コミカルな演技が高評価を得て、コミカルな演技に好感が持たれ、「佐藤寛太さん演技上手」など好意的な反応が多く見られました。
2021年公開の映画『軍艦少年』では、さらに演技力が開花。
両親の故郷である長崎の軍艦島が見える土地で暮らす高校生・坂本海星を演じました。
「目の演技が凄い」「佐藤寛太さんの演技に最初から最後まで見入ってしまった」など高評価が多く寄せられました。
この頃から、佐藤寛太さんの演技力に対する評価が大きく変わり始めました。
デビュー当初の「演技が下手」という評価から、「演技が上手い」「表現力がある」という評価へと変化していったのです。

『不死身ラヴァーズ』での5役挑戦と演技の進化

2024年に公開された『不死身ラヴァーズ』では、佐藤寛太さんの演技力が、更なる進化を遂げました。
松居大悟監督のもと、5つの異なる「甲野じゅん」を演じ分ける難役に挑戦。
中学生の尖った表情からギターを抱えるサブカルな姿、車椅子に乗った青年、クリーニング屋で働く社会人まで、多彩な「じゅん」を表現しました。
佐藤さん自身も「自分がもしこう進んでいたら、こうなっているのかな、という延長で役を作っていった」と語る一方、「演じていて割と不安になってしまいがちな役だった」とも述べています。
松居監督も佐藤寛太さんについて、「個性やメンタリティが環境に左右されず、いい意味で染まらない」と高く評価しています。
この作品は、松居監督が原作の映画化を目指して構想10年かかったのだそうです。
それだけに、松居監督の演技指導も厳しかったそうですが、監督の想いに応えて、佐藤さんは、上辺ではない内面を捉える演技で取り組み、素晴らしい作品になったといいます。
松居監督は、「完成した作品を観て、あぁやっと二人に出逢えたと思いました。今回、演じてくれた見上愛さん、佐藤寛太さんとの出逢いも含めて、これまでの時間は必要だったのかもしれません」と述懐。
出典:オリコンニュース
この作品で佐藤寛太さんは、5つの異なる役柄を演じ分けるという大きな挑戦を成功させ、俳優としての新たな境地を開きました。
デビュー当初からは比較にならないほど、表現力や役への没入度が向上していると言えるでしょう。
まとめ
今回は、演技派と呼ばれる佐藤寛太さんの演技力について、どのように進化したのか、出演作品をみながらお伝えしてきました。
『イタズラなKiss』シリーズでのデビュー時には賛否両論だった評価も、『美食探偵』『軍艦少年』を経て大きく向上。
そして『不死身ラヴァーズ』では5役を演じ分ける難役に挑戦し、俳優としての新たな可能性を示しました。
佐藤寛太さんの「どこに行っても良い意味で染まらない」独自性と、役作りへのストイックな姿勢。
これからの俳優としての可能性をさらに広げていくことでしょう。
今後の佐藤寛太さんの演技にも、大いに期待が持てそうですね!
それでは、ありがとうございました!
コメント